アフリカで野宿はしませんでした。「野宿はするな。象に踏まれるから」とたくさんの人から警告を受けていたからです。ボツワナでは誰に聞いても、何しろ象がヤバいらしいです。(けっきょく、象は、死体を一体見ただけでした)
ずっと人間らしい場所に泊まり、安全に旅をすることができました。
本当にボツワナの方々は親切で、宿や食事を何度も提供していただき、本当に感謝しています。
農家のお宅、小学校、キャンプ場、ゲストハウスなど本当にいろいろなところに泊まらせていただきましたが、印象的だったのは「携帯電話の電波塔の下」。両隣の村までそれぞれ30kmというところで、鉄塔の管理人、ということでテントを張って一家族が生活していて、そこで一晩お世話になりました。お風呂もあって、温かい食事もあって、きれいな水もあって、何一つ不自由ない暮らしをしていて驚きました。ただ、やることも無くて、仕事は朝夕のそれぞれ2時間程度。他の時間は暑いので日陰でぼーっとしている、という不思議な生活でした。
いろんな暮らしっぷりがあるんだなあ、と分かった旅でした。
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