アフリカ飛脚旅!⑤自然と動物編

死んだしまうま。唯一見たしまうまは死体だった
死んだしまうま。唯一見たしまうまは死体だった

アフリカの自然は厳しいです。が、慣れます!

 

気候

ボツワナと日本の気候には共通点があります。それは、お風呂に入りたくなる、という点です。でも理由は違います。日本は、じめじめして汗をかいてお風呂入りたくなるのですが、ボツワナは逆です。非常に乾燥していて砂まみれになるので、お風呂に入りたくなるのです。(ありがたいことに、お風呂は28日中27回入ることができました。唯一入れなかったのは、1万円払って参加した砂漠キャンプの時でした(笑))

 

ボツワナは暑いです。特に私が歩いていた北部は暑くて、昼間は40度近くになりました。朝は20度くらいで涼しいのですが、ぐんぐんぐんぐん気温が上昇します。午後はずーっと暑いです。午後は暑過ぎて歩けません。だから、朝が勝負です。日の出前(5時半ごろ)に出発し、2時までに宿に着く、というのを基本的なパターンとして行動しました。

木陰に助けられました。日差しは強いのですが、幸い風は少なからず常に吹いているので、木陰に入ると天国です。しかし、木の選択が重要です。というのも、「木漏れ日」というのは日本ではプラスの要素ですが、ボツワナでは昼になると木漏れ日すら痛いです。なので、なるべく葉が密集している木を選んで休憩するようになります。疲れてくると「あ、あの木陰よさそうだなあ」なんてことをチラチラ考えながら歩くようになってきます。

 

しかし、木陰は麻薬です。休憩ばかりしていては時間を食って気温は暑くなるばかりです。しかし休憩から切り上げるときが、一番キツい瞬間です。体を水でぬらして体温を下げ、「よし行くぞ!!!」と自らを奮い立たせて、日なたに臨んでいました。

 

ボツワナ人にとって雨はお金と同じくらい大事です。

 

12月から4月までが雨季です。私が訪問した10月は乾期で、雨はほとんど降りませんでした。4日までずっと快晴で、5日目に初めて雲を見ました。ふと空を見上げると小さい雲が一つあって、「あ、雲だ」と思わず写真を撮ってしまいました

 

7日目に夕方にパラパラ、っとほんの少しお湿りがありました。ちょうど僕たちは草刈りをしていたのですが、おかみさんは刈った草をまとめながら"December, December♪"と歌っていました。12月が待ち遠しいんですね。雨季になったらここにメイズを植えるのよ、と言っていました。

 

14日目に本格的な夕立ちがありました。その時僕はビリーと広場にいたのですが、ボール遊びをしていた小学生たちがすっごい興奮してわーーー!!!ってさらに勢いを増してサッカーをしていたのが印象的でした。

 

24日目の夜、寝ているとゴーゴーゴー!ドーーンドーーンと物凄い雷雨がありました。次の日表に出ると地面は水浸しでした。

 

夕焼け・朝焼け・夜

噂に聞いていた通り、アフリカの夕焼け・朝焼けは最高にきれいです。夜の星もきれいです。

 

でも良く考えてみると、これがデフォルトなんだよなあ、と思いました。アフリカの空に特別な仕掛けがほどこされているわけではなくて、日本で普段見ている空が、狭くて、照明にさらされていて、空気が汚れているんだよなあ、と思いました。

 

だから、初期状態でこんなに美しくできている、というこの自然界はすごいなあ、人間はとうてい及ばないなあ、と思いました。

 

あと驚いたのは、月光の量が夜空の明るさを大きく左右する、ということでした。満月の日は本が読めるほど明るいですが、逆に星はほとんど見えません。そして私の訪問した時期、満月の日に月が沈んでから太陽が昇るまで1時間ほど時間があるのですが、その間一度真っ暗になります。そのグラデーションが当たり前といえば当たり前なのですが、実際に体験してみると新鮮でした。

 

動物

ボツワナの動物は脅威であり、同時に観光資源です。

 

ボツワナで象に会いたければ2つの方法があります

  • 荒野におもむき、襲われるのを決死の覚悟で待つ
  • 3万円払って安全な見学ツアーに参加する

このように、別に会いたいと思わなくても向こうから襲ってくる危険があるのに、逆に彼らに会いに行こうと思うと、お金を払ってツアーに参加する必要がある、という微妙な存在です。

 

危険動物の代表は象です。歩いている、というと、たいていの人に「象に襲われるよ」と言われました。特にこの時期の象は飢えていて凶暴だそうです。象からの回避方法も教わりました。

 

象がいると、まずパオ――ンって鳴き声が聞こえる。そしたらじっと立ち止まって、風を読め。象が近づいてくると風が吹く。風向きが分かったら、その風と同じ向きに逃げろ。

 

というのがその方法です。

 

しかし幸いなことにその方法を使うことは無く、象と出会うことはありませんでした。かといって象に会いに行くツアーもなんだかんだで3万円くらいかかることが分かり、人数を集めればもう少し安上がりになるけどそこまでするかなあ、と思い、やめました。(今度どなたか、一緒に上野動物園行きましょうm(__)m

 

正確には、象の死体に一度会いました。ゴッドノウズが「こっちに来い」といって森の中に入ると、象の死体でした。警官が仕留めたそうです。固かったです。

 

別の日、ルーウェルのアトリエにいると、ルーウェルの友達がパソコンを開いてて、ねえねえこれ見てよ、と言うので行くと、こないだ象を仕留めたんだよ、と誇らしげに延々と100枚くらい象の解体ショーの写真を見せてくれました。彼は警官なのだそうです。肉は村中総出でバーベキューにして食べて、それでもぜんぜん余ってるからジンバブエまで売りに行ったとのこと。彼らにとって象を仕留めたときはお祭りなのですね。

 

死体、といえば一度シマウマの死体に会いました。朝、街道を歩いていると道端にシマウマがいて、こんなところで寝てたら車にひかれっぞ、と思って近づいたら轢死体でした。。。

 

珍しい動物は数多くの種類がいるのですが、その「珍しさ」には程度の違いはあるそうです。象とかシマウマなんかはメジャーな動物のようで、逆にキリンはなかなかお目にかかれないそうです。俺もキリンは見たことないんだよなあ、と40代くらいの男は言っていました。

 

珍しくもないけど、危険もない動物はたくさん会いました。ロバ、牛、ヤギ、あとダチョウです。ロバはいつも伏し目がちで、けなげな感じがかわいいです。今度はロバに乗って旅をするのもいいなあ、と思いました。

 

蚊がたくさんいます。しかし蚊に悩まされることはありませんでした。去年世界一周をした宇佐美君に教わった通り、日本の蚊取り線香がバッチリ効きました。ありがとう、宇佐美君。

 

ヒルズ・デルタ・パン

私が体験したボツワナの大地は、基本的にいわゆる「サバンナ」で、だーっと広がる砂地の間に灌木が生い茂っていて、ぽつぽつ高木が生えている、という単純な植生の場所です。歩いている期間の99%はそんな変化の無い場所をただひたすら歩いていました。

 

そんな旅の中、3つ、特殊といえる土地に行きました。

 

まずは、旅の目的地、ツォディロヒルズです。山、というものがずーっと無かったのですが、ずどーんとそびえたつ岩山は崇高な印象を与えました。

 

次に、オカヴァンゴ・デルタです。オカヴァンゴ川はアンゴラから流れている大河なのですが、悲しいことに海に出ることができず、カラハリ砂漠にその流れを吸収されてします。その手前にできる巨大な三角州がオカヴァンゴ・デルタです。多様な動植物が見られ、ボツワナを代表する観光地の一つとなっています。

 

私はマウン市という、デルタ観光の拠点の街を出発し、ずーっとデルタをぐるーっと半周迂回する形でツォディロを目指していたのですが、結局ゴールするまでデルタの核心に触れることはありませんでした。

 

デルタをちゃんと見ないでもったいない。そう思って、ちょっと寄り道をして行ったのがモヘンボという村でした。

 

モヘンボでの体験は素晴らしいものでした。ずーーっと乾いた場所にいたから、という反動もあったと思うのですが、豊かな水と変化に富む植生に目を奪われました。

 

最後にントゥエトゥエ・パンです。パンはデルタとは間逆で、「360°まっさらな土地」です。かつて広大な湖だった場所が干上がって、植物は生えない、餌が無いから動物は来ない、蚊一匹来ない、という不思議な場所です。Planet Baobabのオプションツアーがあって、そんなパンで一晩キャンプをする、という粋な企画があったので参加しました。朝起きた時、ほんとに「えっ!ここはどこの星だろう」と思う、そんな体験でした。

写真

ビデオ

「月の飛び地」ントゥエトゥエ・パンを360°見渡す

ボツワナ飛脚旅!目次

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飛脚の加藤

加藤貴之 かとうたかゆき 1983年10月1日生
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尊敬する人物は松尾芭蕉、伊能忠敬、円空。

 

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